2017年10月1日日曜日

秋野菜「さといも」と残った生クリーム

こんにちは。
野菜ソムリエ&上級食育アドバイザーのヨッシーです。
今回のテーマ食材は、「さといも(里芋)」です。秋が旬の野菜やくだものは他の季節にくらべ極端に少ないです。

マツタケやしいたけのキノコ類、ゆずやスダチの香酸柑橘類(こうさんかんきつるい)、さつまいもやジャガイモの芋類です。そして、ブドウや柿のくだものなどなどです。

そのなかで、えらんだ「さといも」は旬が永く寒い季節も、煮物や汁物でたのしめる野菜です。今回は、定番料理から少し離れた料理を紹介したいとおもいます。「さといもとさつまいもの生クリームグラタン」です。材料は・・・


 ・さといも(小)      3個
 ・さつまいも(大)    半分
 ・ベーコン        2枚
 ・玉ねぎ(大)      半分
 ・生クリーム      半カップ
 ・塩・こしょう・ミックスチーズ 適量
 ・乾燥パセリ・パン粉 お好みで・・・

①さといもの皮を剥き、さといもとさつまいもを1㎝位のイチョウ切りにする。
②①をたっぷりの水で煮ます。竹串を刺してすっと入る位(20~30分位?)
③さといもとさつまいもを茹でている間に、玉ねぎは薄くスライスし、ベーコンは細く切る。
④玉ねぎとベーコンをある程度炒め、さといもとさつまいもを入れて塩とコショウで味を整える。*塩コショウは、ベーコンで十分味がついているのでおこのみで入れてください。
⑤具材が馴染んだら生クリームを入れて少しグツグツさせる。
⑥耐熱皿に移し、ミックスチーズをまんべんなくかけます。余熱なしの250℃のオーブンで25分位焼く。
⑦おこのみに、乾燥パセリとパン粉をふりかける。*パン粉は焼いたあとのサクサク食感を楽しめます。

グラタンといえば、マカロニやじゃがいもが定番中の定番メイン食材ですが今回は、さといもをメインに・・・そして、さつまいもを入れました。2種類のいもの食べ比べをしたかったからです。水分がおおく、いも類のなかでは低カロリーのさといもは、たんぱく質やカリウムなどの栄養素、食物繊維を豊富に含みます。

独特のぬめりは、たんぱく質と炭水化物が結合して生まれる「ムチン」や「ガラクタン」という成分です。グラタンにしても、この独特なぬめりが生きています。ホクホク甘いさつまいもより、さといもの方が存在感の強く濃厚な味がしました。そして、生クリームは前回カルボナーラで使った残りです。

家族が少ないと一度に使いきれない不便な生クリームを缶詰のホワイトソースの代わりに使いました。和の食材イメージのさといもは、意外なことに生クリームとの相性もぴったり!!ぜひ、おためしあ~れ!!




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