2017年10月10日火曜日

秋旬魚「たら(鱈)」

こんにちは。
野菜ソムリエ&上級食育アドバイザーのヨッシーです。
今回のテーマ食材は、「たらこ&明太子」です。

秋から冬にかけておいしい「たら」は、日本では鍋物の具材としてフランスやイギリス、スペインなど世界中で好まれる魚です。また、「スケトウダラ(介党鱈)」は鮮魚としてはあまり馴染みがありませんが、ちくわやかまぼこの練り物製品で卵はたらことして一年中食べられます。

たらこといっても、トウガラシなどで味付けした「明太子」という種類もあります。そのままゴハンのお供として食べてもおいしいですが、わたしが一番すきな食べ方は和風パスタの代表「明太子パスタ」です。材料は・・・

 ・明太子      1腹(80g~120g)
 ・スパゲッティ   1束
 ・大葉        3枚
 ・きざみのり    おこのみ
調味料(ボウルの中)
 ・牛乳      大さじ2
 ・昆布茶    小さじ1
 ・しょうゆ    小さじ1
 ・バター      10g
 ・チューブにんにく  小さじ1/2
*今回はにんにくは使用してません

①湯を沸かせスパゲティを茹でる。
 *明太子に塩分があるので、お塩は必要ありません。茹で時間は、スパゲッティの表示通りの茹で時間で・・・
②ボウルに調味料をいれ準備する。明太子の薄皮を外して、60g程度は調味料用に残りはトッピング用に・・・
③大葉は千切りにしておきます。
④スパゲッティは表示通りに茹でて、調味料をいれたボウルにゆで汁を大さじ2(分量外)を加え茹でたスパゲッティと合える。
⑤皿に盛りつけ、大葉の千切りとトッピング用の明太子をのせて完成です。

パスタ好きのわたしが普段つくる「明太子パスタ」は、明太子の薄皮を外しオリーブオイル大さじ1と粗びきこしょうで味付けしゆで汁大さじ2を入れて茹でたスパゲッティを絡みやすくします。今回のつくりかたは、クックパッドのレシピを参考につくりました。調味料の組み合わせで、しょうゆとバターはスナック菓子の味付け表示でよく見かけて想像できとてもおいしいですが、昆布茶をいれると味に深みが出ているのを感じました。昆布茶の「こんぶ」が出汁の役割をしているんですね・・・今回は、にんにくチューブがなくて入れなかったので次回は「ニンニク」いれてみたいです。

和風パスタの代表「明太子パスタ」が生まれたきっかけを知りたくなり、調べてみました。1967年、東京都のパスタ専門店「壁の穴」(なつかしいです)で考案されたレシピだそうです。お客様の要望によってうまれたこのレシピですが、当初は「キャビアスパゲッティ」だったそうです。でも、キャビアは高級品。そこで、キャビアの代替食材としてたらこが使われ、たらこスパゲッティになったのです。

日本人に合わせた和風スパゲッティとして「たらこパスタ」は大人気に・・・海苔やバター、塩こしょうにレモンといったトッピングをパスタに和えるのが基本で、たらこを明太子に変えた「明太子パスタ」も誕生し、オリーブオイルで和えたりと工夫しだいで「たらこ&明太子パスタ」も無限大です。

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