2017年11月14日火曜日

秋旬魚「さんま(秋刀魚)」

こんにちは。
野菜ソムリエ&上級食育アドバイザーのヨッシーです。
今日のテーマ食材は、漢字名にも含まれる「秋」の字の「さんま」です。

さんまは唯一の100%天然かつ国産の魚です。小さい頃から、あまり魚が得意なほうではなかったわたしが美味しくたべれるようになったさかなは「さんまの開き」です。どうして美味しいと思ったのか考えてみると、さんまが干物で塩分が自分の味覚に合ったのと身が開いていたので食べやすかったのがキッカケだったのかもしれません。

いまは流通も発達し、生さんまや他の魚も産地から活きの良い状態でスーパーに並びご家庭でも刺身やたたきなど楽しむことができるようになり、寿司ネタでもいただけるようになりました。調理法も、塩焼きや干物以外にかば焼きやトマト煮、マリネなど和洋食のレパートリーも多くなりましたね。

今日は、スーパーに設置されていたさんま料理のレシピを参考に「さんまのカレーハーブ焼き」をつくりました。材料は・・・

 ・さんま            1尾
 ・にんにく(薄切り)     1片分
 ・ローズマリー        2本位
 A  カレー粉         小さじ1
   小麦粉          大さじ2
 ・オリーブオイル      小さじ1
 ・ほうれんそう        1/2束
 ・バター           小さじ1


①さんまは半分に切り、わたを除いて洗いペーパータオルで水気を拭く。塩とこしょう各少々をふり、表面と腹の中にAをまぶす。腹ににんにく、ローズマリーを詰める。

②オリーブオイル小さじ1を熱して①を並べ両面をこんがり焼き、器に盛る。

③ほうれんそうは、色よくゆで長さ3㎝くらいに切る。バター小さじ1で炒め、塩とこしょうで調味して②に添える。

今回初めてつくったさんま料理は、主人にも好評で口癖の「たまに食べるとおいしいね」のお言葉を頂戴しました。(笑)カレー粉とローズマリーの香りが心地よく、さんまに詰めたにんにくスライスが食欲に刺激を与えてくれます。疲れたからだが元気になる感じ・・・ハーブのローズマリーもさんまの臭みを和らげる効果があるのでしょうか?魚の臭みはあまり気になりませんでした。

鮮度の良いさんまの見分けかたとして・・・

 ・くちばしが黄色やオレンジ色のもの
 ・頭が小さく見えるものは、脂がのっている
 ・肩が張っているもの
 ・身がふっくら張りのあるもの

さんまは、ピンと皮が張りピカピカのものは新鮮。白い部分はキラキラと、背の部分も黒々と光り手に持ったときにピンと立つものが新鮮な証拠です。セルフ売りしているときは、参考にしてみてください。

では、栄養はどうなのか?
よく魚の身色や皮色で、「白身魚」「赤身魚」などとよばれます。ときに身色が青いものを「青魚」とよんだりしますが、水産学上では白身と赤身の2種。イワシやサバ、アジ、さんまも赤身魚です。赤身魚のさんまは、DHA、EPAが豊富。血栓ができるのを防ぎ、アルツハイマー病予防などにも効果がある。骨を丈夫にするビタミンDも多いので成長期の子どもには欠かせない栄養素になるでしょう。

*ローズマリーは生のものが手に入らず、乾燥で代用しました。おこのみで入れてください。ただし、刺激の強いハーブなので入れすぎには気をつけましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿