2017年12月1日金曜日

秋旬野菜「かき(柿)」

こんにちは。
野菜ソムリエ&上級食育アドバイザーのヨッシーです。
今日のテーマ食材は、「かき(柿)」です。

先日、ご紹介したかぼすと同じ樹木でたくさん収穫できる仲間、リンゴやみかん、レモンや柿などはご自宅の庭に植木がある方はたいへんですよね。ご近所やご友人におすそわけしたりして・・・それでもたくさんお手元におありでしたら、生食でカットフルーツする以外に、ミキサーで100ジュースにしたり、ほかの野菜やくだものと組み合わせしてオリジナルジュースをつくるのも楽しいです。

また、少し皮をむくなどの手間がありますが冷凍保存しミキサーで撹拌するとジュースとはまったく違う食感と冷凍保存しているので氷を入れなくてもに冷たいです。(冬場は身体が冷えるのでご注意してください)冷凍保存している食材同士を撹拌するとミキサーが回らなので水分や牛乳を入れるのも良いです。大きいミキサーは場所をとるので、小さいミキサーがあるとスープをつくったりと
便利です。

今日は、ミキサーがなくても調理できる和菓子を紹介したいとおもいます。「丸ごと柿ようかん」です。材料は・・・(4個分)

 ・柿(富有柿)    4個大きさやお好みで増やしてください。
 ・つぶあん               200g
 ・水                  200㏄
 ・ゼラチンパウダー         1袋(5g)
*つぶあんをこしあん、ゼラチンパウダーを粉寒天を使用してもよい。

①柿はきれいに洗い、まず柿のヘタを根元に包丁を入れてくり抜く感じでとります。

②包丁やスプーンを使って柿の中身をくり抜きます。皮の部分までくり抜いてしまわない様に実の部分に厚みをのこしてください。

③中身がくり抜けたら皮をむきます。
 *皮をむいてから中身をくり抜くとすべりやすいので先に中身をくり抜きました。

④鍋に水とゼラチンパウダーをいれて火にかけ、混ぜながら沸騰させます。(柿に負けないように大分固めにつくっています)

⑤沸騰したら1~2分煮ます(ここでしっかり煮ないと上手く固まりません)

⑥つぶあんをいれてきれいに溶けるまで混ぜます。混ざったら火を止めます。

⑦出来上がった水ようかんはすぐに柿にいれていきます。熱いうちにいれるのがポイントです。こぼれない所までたっぷりいれてください。

⑧柿が少し斜めになっていて水ようかんが水平にならない時は、つまようじなどを下に挟んで水ようかんがまっすぐ固まるようにしてください。

⑨固めの水ようかんなので常温ですぐ固まります(斜めにしてもこぼれなければOKです)

⑩水ようかんが固まり、粗熱が取れたら柿を一つづつラップで包みます。

⑪冷蔵庫でお好みの状態まで冷やします(一日以上冷やした方が柿が柔らかい感じになります)

⑫食べる前に柿の上の部分がガタガタなのでキレイになる様に切り落として出来上がり。

食べ終わった感想ですが、柿と水ようかんの想像できない取り合わせ・・・
ドキドキしながら主人と食後のデザートに頂きました。考えていたほど違和感なく柿と水ようかんの甘さがぶつかり合うことなくさっぱりしておいしかったです。ただ、わが家は夫婦ふたり・・・たくさん作るとなかなか食べきれないのが悩みのたねです。

柿の主な効用は、昔から「柿が色づくと医者が青くなる」といわれるほど、栄養成分の多い果物です。理由は、ビタミンCには風邪のウイルス働きをおさえる作用があり、インフルエンザなどの感染症を予防。強力な抗ガン作用をもつとされるβークリプトキサンチンを含むので、ビタミンCとの相乗効果によるガン予防効果も注目されています。

柿もいろんな品種がありますね。今回使用した富有柿はロングセラーの甘柿です。鮮度の見分け方ですが・・・

 ・果面、果頂部に褐色のないもの
 ・ヘタの変色や乾燥がないもの。緑色のものがよい。
 ・見た目の割にに重さを感じるもの
 ・色が鮮やかなもの

スーパーでお買い物をするときにご参考にしてください。







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