2017年12月5日火曜日

秋旬野菜「かき(柿)②」

こんにちは。
野菜ソムリエ&上級食育アドバイザーのヨッシーです。
今日のテーマ食材は、前回と同じ「かき(柿)」のくり抜いた果肉です。

前回、ご紹介した柿の水ようかんでくり抜いた「柿の身はどうしたの?」と思ったかたもいらっしゃるとおもいます。野菜ソムリエのヨッシーは食材をムダにはしません!!生産者(農家)さんと食べものがあることに感謝しつつ調理します。

メニューに困ったときの必須アイテム「クックパッド」で紹介されたいた、柿をおかずに「まるごと柿グラタン」をつくりました。「まるごと」というのは、柿の身をくり抜いたあとの柿を器に利用しているので「まるごと」ですが、今回は柿の身のみが食材ですので「柿グラタン」ということになります。

材料は・・・柿4個分

 ・柿の身をくり抜いた果肉       4個
 ・たまねぎ              1/ 4個
 ・ベーコン               2枚
 ・牛乳                80CC
  ・小麦粉               大さじ2
 ・コンソメキューブ         1個
 ・塩こしょう             適量
 ・パン粉               少々
 ・粉チーズ              少々
 ・乾燥パセリ             少々
 ・バター              大さじ2
 ・パスタ (極細太さ1.2㎜)   80g
                
①たまねぎはみじん切りに、ベーコンは5㎜幅ぐらいに切る。

②フライパンでバターを熱し、たまねぎとベーコンを炒め火が通ったら小麦粉を振るいながら混ぜる。

③牛乳を少しずつ加えコンソメキューブを入れ塩こしょうで味を整え、ホワイトソースをつくる。とろみが出てきたらくり抜いた柿の身を加える。
*くり抜いた身は、細かく切るかフードプロセッサーで気にならない程度にみじん切りにしてください。

④クックパッドでは、柿を器に使用していましたが今回は水ようかんに柿を器に利用したのでここからが、わたしのオリジナルです。
柿入りホワイトソースが出来上がり、「ポテト」や「マカロニ」でもない具材をと考え「パスタ」を使用しました。

⑤パスタの下準備に、茹でる前に食べやすいように短くカットし茹で上がってからもパスタ同士が絡まないようにオリーブオイル(分量外)をかけ混ぜ合わせます。

⑥④のフライパンの中に⑤のパスタを入れホワイトソースがよくパスタになじむように混ぜ合わせます。

⑦グラタン皿に⑥のパスタを入れ、パン粉と粉チーズをかけ電子レンジのグラタン機能を使ってできあがり~

みなさん、「柿のパスタグラタン」お味の想像できますか?わたしも、主人もドキドキしながら食べました。くだものに火を通して食べる習慣がないですし、オーバーかもしれませんが「冒険」でした。まったく食材同士がケンカすることなく美味しく調和されたお味でした。文字通り「フルーツパスタグラタン」でした。生食で飽きたら、他の食べ方を考えてみるのも楽しいですね。

前回、昔から「柿が色づくと医者が青くなる」と言われるほど、栄養成分の多い果物と紹介しました。柿の特徴のひとつ渋みのもとであるタンニンのアルコール分解作用によるものと、カリウムの利尿作用と合わせて、二日酔いのもとになる有害物質を有効に体外に排出することができるため、二日酔いに効く果物としてもよく知られています。

ところで、「柿」には甘柿と渋柿とありますが、見分けかたってあるんでしょうか?品種の違いなのか・・・気になったので調べてみました。未熟な柿というのはすべて苦味があり、柿に含まれている「タンニン」の成分のせいだと言われているそうです。つまり、どの品種の未熟な柿のすべてが渋柿といえるでしょう。

なかには、柿が熟すにつれて渋みが抜けくなるものがあります。そのように甘くなった柿を甘柿と呼んでいます。

では、甘柿と渋柿の見分ける方法も調べてみました。形で見分ける方法として、パッと見た時に形で見分けるには「甘柿」というのは渋柿に比べてどっしりと重量があり四角い形をしているものが多いです。反対に「渋柿」は細長くて先がとがっているものが多いそうです。というのが一般的で柿の品種も多いのでご参考まで・・・

*甘柿と渋柿の見分けかた 違いはねっと 出典



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